白馬の栂池高原が紅葉見ごろとの情報が入ったので、昨日行ってきました。見頃になりたてだったので、来週ぐらいの方がいいかとも思いましたが、どうも天気が怪しい、金曜日時点で土曜日は晴の予報だったので、急遽行くことにしました。しかし、当日高速で移動中、夜が明けて現地に近づいても曇りがちなので、改めて天気予報を調べたら終日曇りになっておりがっくり。さて、いい景色は望めるのでしょうか・・・?
栂池は夏に行った八方尾根よりさらに奥、小谷村にあります。小谷とかいてオタリと読みます。
栂池高原にはハイキングコースがあるわけですが、「栂池自然園」という名前が付いており、珍しいことに入園料がいります。320円ですが、ゴンドラリフトとロープウェイの往復運賃とセットで4,000円です。切符を買ってから思い出したのですが、夏に八方尾根に行った時、4,000円が3,800円になる割引券を貰ったのに忘れてしまいました。しまった。
そのゴンドラとロープウェイを乗り継いで自然園へと向かいます。曇りではありますが、一部青空も覗いていますし、何より白馬の山々が奇麗に見えたので良かったです。

↑ゴンドラから撮った写真です。支柱やロープや他のゴンドラを避けるとこの範囲になりました。
下は、ロープウェイ発車前に前方窓の上に開け放たれていた小窓から撮った小蓮華山(一番左端のピーク)です。(ガラスがあると汚くて撮れないので)狭い隙間からしか撮れない)

自然園に入ると杓子岳と白馬岳しか見えないので、山を見るならゴンドラとロープウェイの風景が貴重です。
ロープウェイのガイドのおじさんは、紅葉はもうちょっと後の方がいいと言っていました。また、上高地は紅く染まるのはナナカマドぐらいでほとんど黄色なのに対し、ここは紅くなる木の種類が多くカラフルでいいと言っていました。以前上高地の帝国ホテルで働いていたそうです。
(一番下に園内map貼ってます)
栂池自然園入り口です。

白馬岳が大きく見えます。

入口からミズバショウ湿原の周りを歩くのですが、当然ミズバショウは跡形もありません。この時期の湿原は草紅葉を楽しみますが、そちらの方はおそらくまだまだかと思います(以前に尾瀬の草紅葉を見たときとの比較でそう思いました)。しかし、周辺の山はパッチワークのようになっています。


少し進むと左の方に杓子岳も見えてきました。

湿原を囲む山の中に滝を見つけました。湿地への水の供給源ですね。遠くて小さいので見過ごしている人も多いと思います。

少し離れたところにもう一つ。

ミズバショウ湿原の先の湿原には池塘が散見されます。

さらにその先の湿原はワタスゲ湿原と命名されています。

先ほど、草紅葉はまだ早いと書きましたが、所々、湿原を真っ赤に染めている草があります。これなんですけど・・・

何でしょうね?
ここで、山に小さな雲がかかってきました。

そして、ここから一気にガスが山を覆ってしまいます。白馬の山々を拝めたのはこれが最後でした。
浮島湿原に出ました。ここから見る山の裾野の景色がとても美しかったです。

濃い緑の木は、おそらくオオシラビソ。これはずっと緑のままで、他の緑はこれから色づくのかもしれません。そしたら、今以上に鮮やかになりそうですね。
こちらが浮島湿原です。

池塘の右の方に、確かに浮島がありますね。小さな湿原で、ぐるっと周遊できます。



ここまでは平坦な湿原でしたが、この先は少しアップダウンのあるハイキングコースとなります。
まずは楠川の流れる谷に下ります。

ここからアップダウンを繰り返しつつ、100mほど標高を上げます。ヤセ尾根をぐるっと巡る、距離にして3km弱のハイキングです。途中、かなりの急坂もあったりします。
森の中を歩いていると、今歩いてきた湿原を見下ろせる開けた場所がありました。


もうすぐ再考地点・・その手前の急坂の途中、開けたところがありました。

遥か下に見えるのは白馬村。写真右下にある池が、高原の名のついた栂池。
ちなみに、ここには栂はないらしいのです。では、何故栂池という名前になったのか。ここには松がたくさんあるのですが、昔の人がこれを栂だと思ったことからの命名だそうです・やっちまった命名ですね。
反対側(自然園側)の景色です。

いよいよ最高地点・・ですが、ガスっていて眺望は今一。。
この辺りに白馬槍ヶ岳があるのかなあ?雪渓がありますね。

こちらにある白馬大雪渓です。そして何と、今まで隠れていた杓子岳の山頂が顔を出してくれました。ラッキー❣

ここからは下山です。来た道を下りるのでなく周遊コースになっています。
すぐ下に自然園を見渡せるところがあります。

一番手前が浮島湿原、森を挟んで一つ向こうがワタスゲ湿原、その次の森の向こうに、ほんの小さくですがミズバショウ湿原が見えています。そして一番向こうにビジターセンター。
展望湿原です。

本当は向こう側に白馬の山々の大パノラマが見られるらしいのですが、真っ白です。冒頭で、「自然園内では杓子岳と乗鞍岳しか見えない」と書きましたが、もしかしたら、ここは全部見えるのかもしれません。
湿原を囲む森も奇麗です。

さらに下っていくと、オオシラビソのゲートがありました(私の命名です)

モウセン池。

標高が少し下がったためか、高い木が減り、見晴らしが効く場所が増えてきました。



銀命水。立て札に、「水場」とか「spring water」とか書いてあったので、飲めるのかなとも思ったのですが、はっきり「飲める」とはどこにも書いていないのでやめておきました。

ワタスゲ湿原は、行きのコースとは違うコースを進みました。

その先にある風穴です。

このあとは、ミズバショウ湿原を通って戻りました。
たいしたコースではないのですが、疲れました。年なのか・・・ちょっと考えてしましました。
園内mapです。

栂池は夏に行った八方尾根よりさらに奥、小谷村にあります。小谷とかいてオタリと読みます。
栂池高原にはハイキングコースがあるわけですが、「栂池自然園」という名前が付いており、珍しいことに入園料がいります。320円ですが、ゴンドラリフトとロープウェイの往復運賃とセットで4,000円です。切符を買ってから思い出したのですが、夏に八方尾根に行った時、4,000円が3,800円になる割引券を貰ったのに忘れてしまいました。しまった。
そのゴンドラとロープウェイを乗り継いで自然園へと向かいます。曇りではありますが、一部青空も覗いていますし、何より白馬の山々が奇麗に見えたので良かったです。

↑ゴンドラから撮った写真です。支柱やロープや他のゴンドラを避けるとこの範囲になりました。
下は、ロープウェイ発車前に前方窓の上に開け放たれていた小窓から撮った小蓮華山(一番左端のピーク)です。(ガラスがあると汚くて撮れないので)狭い隙間からしか撮れない)

自然園に入ると杓子岳と白馬岳しか見えないので、山を見るならゴンドラとロープウェイの風景が貴重です。
ロープウェイのガイドのおじさんは、紅葉はもうちょっと後の方がいいと言っていました。また、上高地は紅く染まるのはナナカマドぐらいでほとんど黄色なのに対し、ここは紅くなる木の種類が多くカラフルでいいと言っていました。以前上高地の帝国ホテルで働いていたそうです。
(一番下に園内map貼ってます)
栂池自然園入り口です。

白馬岳が大きく見えます。

入口からミズバショウ湿原の周りを歩くのですが、当然ミズバショウは跡形もありません。この時期の湿原は草紅葉を楽しみますが、そちらの方はおそらくまだまだかと思います(以前に尾瀬の草紅葉を見たときとの比較でそう思いました)。しかし、周辺の山はパッチワークのようになっています。


少し進むと左の方に杓子岳も見えてきました。

湿原を囲む山の中に滝を見つけました。湿地への水の供給源ですね。遠くて小さいので見過ごしている人も多いと思います。

少し離れたところにもう一つ。

ミズバショウ湿原の先の湿原には池塘が散見されます。

さらにその先の湿原はワタスゲ湿原と命名されています。

先ほど、草紅葉はまだ早いと書きましたが、所々、湿原を真っ赤に染めている草があります。これなんですけど・・・

何でしょうね?
ここで、山に小さな雲がかかってきました。

そして、ここから一気にガスが山を覆ってしまいます。白馬の山々を拝めたのはこれが最後でした。
浮島湿原に出ました。ここから見る山の裾野の景色がとても美しかったです。

濃い緑の木は、おそらくオオシラビソ。これはずっと緑のままで、他の緑はこれから色づくのかもしれません。そしたら、今以上に鮮やかになりそうですね。
こちらが浮島湿原です。

池塘の右の方に、確かに浮島がありますね。小さな湿原で、ぐるっと周遊できます。



ここまでは平坦な湿原でしたが、この先は少しアップダウンのあるハイキングコースとなります。
まずは楠川の流れる谷に下ります。

ここからアップダウンを繰り返しつつ、100mほど標高を上げます。ヤセ尾根をぐるっと巡る、距離にして3km弱のハイキングです。途中、かなりの急坂もあったりします。
森の中を歩いていると、今歩いてきた湿原を見下ろせる開けた場所がありました。


もうすぐ再考地点・・その手前の急坂の途中、開けたところがありました。

遥か下に見えるのは白馬村。写真右下にある池が、高原の名のついた栂池。
ちなみに、ここには栂はないらしいのです。では、何故栂池という名前になったのか。ここには松がたくさんあるのですが、昔の人がこれを栂だと思ったことからの命名だそうです・やっちまった命名ですね。
反対側(自然園側)の景色です。

いよいよ最高地点・・ですが、ガスっていて眺望は今一。。
この辺りに白馬槍ヶ岳があるのかなあ?雪渓がありますね。

こちらにある白馬大雪渓です。そして何と、今まで隠れていた杓子岳の山頂が顔を出してくれました。ラッキー❣

ここからは下山です。来た道を下りるのでなく周遊コースになっています。
すぐ下に自然園を見渡せるところがあります。

一番手前が浮島湿原、森を挟んで一つ向こうがワタスゲ湿原、その次の森の向こうに、ほんの小さくですがミズバショウ湿原が見えています。そして一番向こうにビジターセンター。
展望湿原です。

本当は向こう側に白馬の山々の大パノラマが見られるらしいのですが、真っ白です。冒頭で、「自然園内では杓子岳と乗鞍岳しか見えない」と書きましたが、もしかしたら、ここは全部見えるのかもしれません。
湿原を囲む森も奇麗です。

さらに下っていくと、オオシラビソのゲートがありました(私の命名です)

モウセン池。

標高が少し下がったためか、高い木が減り、見晴らしが効く場所が増えてきました。



銀命水。立て札に、「水場」とか「spring water」とか書いてあったので、飲めるのかなとも思ったのですが、はっきり「飲める」とはどこにも書いていないのでやめておきました。

ワタスゲ湿原は、行きのコースとは違うコースを進みました。

その先にある風穴です。

このあとは、ミズバショウ湿原を通って戻りました。
たいしたコースではないのですが、疲れました。年なのか・・・ちょっと考えてしましました。
園内mapです。

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