あちこち散歩 写真日記

毎日写真を撮りながら散歩してます。ご近所の散歩に加え、遠出した時の写真日記もたまにあります。風景写真や花(どちらかというと園芸植物でなく野草)の写真が中心です。

カテゴリ: 日記

一昨日書いた通り、先週の土曜日に尾瀬に行ったわけですが、足の指が痛くてあまり歩き回らず戻りました。爪が紫色になっていたものの、どうも靴の締め付けが悪かったのか、車に戻ってサンダルに履き替えると全く痛みは消えました。不思議なことに患部を強く押してみても痛くありません。
とにもかくにも、そんなわけで2時前に帰路につきました。でも、せっかくこんなに遠くに来たわけだし、滅多に来るところでもないので、途中、目についた観光スポットに寄りながら帰りました。
国道352号線を少し行くと「ミニ尾瀬公園」があります。
IMG_0821ミニ尾瀬公園
かなり大きな駐車場です。車を降り、国道を渡り、国道と並行している伊南川を渡ったところに公園はあります。
伊南川↓
IMG_0822伊南川
公園は、伊南川の隣を流れる小川に沿って高山植物が植えられ、尾瀬の自然を感じられるように造られています。
IMG_0827ミニ尾瀬公園
IMG_0840
IMG_0863ニッコウキスゲ
大江湿原では見られなかった池塘も造られていいました。
IMG_0852

この日咲いていた花です。
入口のロックガーデンにたくさん咲いていたのはキリンソウです。
IMG_0828キリンソウ

隣にはタチジャコウソウ。イブキジャコウソウはよく見ますが、タチジャコウソウは「初めまして」です。
IMG_0830タチジャコウソウIMG_0881タチジャコウソウ

さらにその近くで、ひっそり目立たずに咲いていたのはホソバヒナウスユキソウ。
IMG_0886ホソバフナウスユキソウ

チングルマ。既に実になっています。この姿はなり始めだと思います。
IMG_0871チングルマの実
IMG_0872チングルマの実 草でなく木
熟してくると赤味を帯びてくるようです。こちらは昔、木曽駒ケ岳で撮った写真です。
7月チングルマ(種)(木曾駒ケ岳)
ちなみに、こちらは昔尾瀬ヶ原で撮った花の写真です。
6月チングルマ(尾瀬)
今回知ったのですが、チングルマは草でなく木らしいですね。

ハハコグサ
IMG_0833ハハコグサ

コマクサ
IMG_0835コマクサ

キンロバイ
IMG_0837キンロバイ

ヨツバヒヨドリ
IMG_0855ヨツバヒヨドリ

ギボウシ
IMG_0848ギボウウシ

オカトラノオ
IMG_0847オカトラノオ

クガイソウ
IMG_0850クガイソウ

ヤナギラン
IMG_0857ヤナギラン

さきほどの池塘に咲いていたコウホネ。
IMG_0853コウホネ(河骨)

セリの仲間は良く見分けられません。ドクゼリでしょうか。
IMG_0873ドクゼリ?

ヤマブキショウマだと思います。
IMG_0874ヤマブキショウマ

ヤマオダマキ
IMG_0878ヤマオダマキ

ミヤコグサ。
変わった花ですが、実は以前何故か二子玉川公園の原っぱに生えていました。
IMG_0877ミヤコグサ


これは、公園の外側、伊南川の川岸に咲いていたムシトリナデシコです。
IMG_0862ムシトリナデシコ

結構たくさん花があって、思ったより長居しました。
駐車場を出て帰りかけると、すぐ隣に板倉群が唐突にありました。
昔の桧枝岐村の倉のレプリカのようです。
IMG_0892
桧枝岐村は土が取れなかったので土蔵は作れず木の板で作ったらしいです。いくつかの工法があるらしく、それぞれの工法で作られた倉が数棟建てられていました。
IMG_0894
IMG_0896
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木造ですから火災の恐れがあるため、家から離れた畑などに建てられたとのことです。

板倉群を出てしばらく行くと桧枝岐村ともお別れです。その先でも寄り道しましたが、それはまた明日書きます。

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道を歩いていたら、仄かに甘い香りがしました。周りを見てみると、くちなしの花が咲いていました。
IMG_3477

私は、いつの頃からははっきりしませんが、花の香りがわかりません。20年以上前からだと思います。ただ、たまに・・・10回に1回ぐらいでしょうか・・・匂うことがあります。今回は、その稀な1回だったわけです。
よく梅園や薔薇園などに行くのですが、目で楽しむことはできても香りを楽しむことはできません。最初の頃は、梅園などで周りの人が「わあ、いい香り」とか言っていても、大袈裟に言っているだけだと思っていました。自分だけが匂わないとは思ってもみませんでした。稀に匂った時に「あれ?みんなは毎回匂っているのか」と気づいたわけです。
不思議なことに、匂わないのは花の匂いだけで、その他の匂いはちゃんと匂います。悪臭が匂わなければいいのにと思いますが、悪いとこ取りというわけです。一方花の香りにも色々あると思うのですが、何故か全ての(たぶんほとんど全てだと思います)花の香りがわかりません。我が家にはキンモクセイがあるのですが、宝の持ち腐れです。
このように特定の種類の匂いだけわからないという症状は、ネットで調べてみても出てきません。相当な特異体質なようです。ネットでかすりもしないということは、たぶん医者にかかっても治らないだろうし、日常生活に不自由もしないので放っています。

クチナシの花の香りをかいだ後は、歩きながらずっと頭の中で渡哲也さんの「くちなしの花」が流れていました。渡哲也さんによると、クチナシの花の香りは旅路の果てまでついてくるようです。

   いまでは指輪も まわるほど
  やせてやつれた おまえのうわさ
  くちなしの花の 花のかおりが
  旅路のはてまで ついてくる
  くちなしの白い花
  おまえのような 花だった

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暑い日が続きます。健康のため散歩をしなければと思いますが、果たして、この暑い中歩くことが健康のためになるかどうか・・・。
そう思いつつ、意を決して出かけました。今日は岡本の辺りをぶらり。
旧小坂邸です。鬱蒼とした森は、涼しくていいのですが、あまり長居をすると蚊に喰われそうです。
下の入口は竹林の間を散策路が通ります。
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奥に進んで国分寺崖線の斜面を登ります
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紫陽花は咲いていましたが、その他の花は咲いていません。ドクダミも葉だけになっていました。

岡本公園です。
七夕飾りがありました。そういえば明後日七夕ですね。
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公園内の民家園にも七夕飾り。
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こどもが短冊を書いていました。好きな時に来て、勝手に書いて笹に付けていっていいようです。
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庭は何やら催し物がありそうな様子。明日の日曜辺りに七夕祭りでもやるのでしょうか。
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おわり。

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昨日は中野坂上の「天ふね」にランチを食べに行きました。
台風から変わった熱帯低気圧の影響で天気は悪かったのですが、中野坂上在住の知り合いと約束していたので決行しました(現役で働いている人なので、私のようにいつでもOKというわけにはいかないですから)。
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以前、徳光さんのバス旅でやっていたので、いつの日か、と狙っていました。
その時の写真が店の外の壁に貼られていました。普通は店の中に貼っているところが多いですが、店の外です。
IMG_3357戸田恵子小倉久寛
徳光さんとりっちゃんと一緒に来たのは、戸田恵子さんと小倉久寛さん。
その他来店した業界人は、きたろうさん
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それから倉本康子さんと吉田類さん。IMG_3359倉本康子 吉田類
吉田類さんは酒場詩人、倉本康子さんはモデルやレポーターをやってます。

いつものことですが、今回も食べ物の写真を撮るのは忘れました。天丼を食べました。アナゴ入りで1,000円。アナゴ無しだと850円。おいしいです。この値段でこの味は絶対お得。
店の中は狭く、カウンターが4席か5席、4人掛けテーブルが一つ。2階席もあるようですが。1階については、我々がいる間はずっと満席状態。

ランチ後は私一人で中野坂上散歩。悪天候と書きましたが、実際はやんでいるか傘がいらないくらいの小降りの状態が大半、時折ザーッと降りますが、5分か10分雨宿りすればOKでした。
まず行ったのは宝仙寺。平安時代建立の古刹です。
山門は仁王門となっています。

IMG_3361宝仙寺
本堂です。
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左手には三重塔。
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三重塔の隣にあったのは石臼塚。
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ちかくの神田川には、かつて水車がたくさんあり、そば粉を挽いており製粉の大拠点だった。後に機械化され使われなくなった石臼が道端に放置されていたが、それを当山の和尚さんが供養するためこの石臼塚を作ったとのことです。
また、堀江家のお墓もありました。
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堀江家というのは、越前から中野にやってきて、1555年から中野の開発に着手、当地の発展に寄与した一族のようです。
宝仙寺には御朱印があったのですが、御朱印帖を持っていなかったので、また次の機会に頂きます。

次に行ったのは成願寺。山手通りを歩いて行くと竹垣で囲まれて一角が見えてきます。
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山門です。

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珍しい形の山門です。これに似たものを以前遠野で見たことがあります。
遠野についてはこちらをクリック☞遠野のブログ
境内にはたくさんの石像があります。まず山門を入って正面に六地蔵。
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↓ほほえみ観音
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↓不動明王
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↓阿弥陀如来
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↓馬頭観音
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そして、境内のあちこちに点々と置かれているのは羅鑑像です。羅漢とはお釈迦様の弟子のうち、高い悟りの境地に達した出家修行者です。仏教を護持しようと誓った16人を十六羅漢といいますが、今回は13人しか見つかりませんでした。(14人目も見つけた気がしますが、写真は撮り忘れたようです)
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↓こちらが本堂です。
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開山堂(竜王閣)です。
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その隣にあるのは圓通閣=百観音堂です。
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その名の通り、百観音が祀られています。西国33か所、坂東33か所、秩父34か所、合わせて100か所の観音霊場がありますが、ここ1か所にお参りすれば100か所全てを巡礼したのと同じ功徳が得られます。
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またここには中野とこのお寺の成り立ちについての絵本が置かれています。
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何冊も置かれており、おそらく「ご自由にお持ちください」パターンだと思いますが、私のようなものが頂戴するのも申し訳ないので立ち読みしました。話の要約は・・・(記憶違いもあるかも)
「昔、鈴木九朗という武士がここに住みつき百姓となった。ある日お金を作るため馬を売りに出かけた。途中浅草の観音様に立ち寄り、馬が高く売れるようお願いをした。その際、願いを聞き入れてくれたら、受け取ったお金の中に『大観通宝』が混ざっていたら、それを観音様に差し上げると約束した。果たして、馬は予想以上に高く売れたのだが、受け取ったお金は全て
『大観通宝』だった。観音様との約束を守るなら、馬のお金全てを差し上げなければならない。九朗は迷った挙句、やはり約束は守らねば、と全てを観音様に差し上げた。一文無しで家に戻ると、家に黄金があり大金持ちになった。観音様のご褒美でしょう。九朗はそれを使い仕事をし、中野の発展にも寄与した。ところがある日、一人娘が死んでしまう。九朗は悲しみに暮れ、これまでの成功が全く幸せではなかったと感じる。そしてこれからは、残りのお金を使って、みんなが喜ぶことをしようと決心した。そして、お坊さんに弟子入りし、家をお寺に建て替えた。それがこの成願寺だ」

600年ほど前の話らしいので、先ほどの宝仙寺の堀江家よりも150年ほど前の話のようです。
こちらが鈴木九朗さんのお墓。
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ここ成願寺は鍋島家の菩提寺となっているとのこと。鍋島藩と言えば、今の佐賀県で、江戸時代最先端の科学技術を持った藩であったことで有名、その菩提寺?と思いましたが、ここの鍋島家は支藩の蓮池藩の鍋島家でした。
こちらがお墓。
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お墓の他、鍋島地蔵もありました。
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さて先述の通り、心配された雨は全く問題ありませんでした。曇りだったので日差しが遮られていたので暑さもその分だけ楽でしたが、湿度が高かったため汗だらだらでした。

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このブログは、一応「散歩写真日記」という体裁を基本としていますが、今回はイレギュラーです。
先日のブログに書いた通り、この度免許更新を5年ぶりに(当たり前だけど)したわけですが、5年前と比べて、やり方が色々変わってました。一番大きい変化は、マイナカードと一体化できることです。強制ではなく任意です。国際免許には使えないなどのデメリットもあるようですが、私の場合もう国際免許も必要ないでしょうし、一体化を選択しました。みんなそうするのかと思っていましたが、私と同じ時間帯に更新した人の中では、一体化を選ぶ人は少数派だったようです。
また、前回までは、更新期間中いつ行っても更新OKでしたが、今回からは予約制となっていました。
ということで、今どきの免許更新について記したいと思います。ただし、自治体や更新手続き場所によっては違うかもしれません。あくまで東京の世田谷警察署での話です。

①予約は改善か改悪か?
予約制になったことで、昔のように手続きのため長い行列に並ぶことはありませんでした。ただ、予約がすんなり取れるわけではありません。だいぶ前のことになりますが、免許の更新は誕生日前の1か月間だけしかありませんでした。それがいつからか、誕生日の1か月後まで可能となり、2か月間に更新期間が広がりました。しかし・・・、誕生日の約1か月前をめどに更新の通知が来ますが、そこで即予約サイトを開いても、1か月以上先まで埋まっていて予約できません。つまり実質の更新期間は、誕生日後の1か月ほどしかありませんでした。これは、せっかく更新期間を2か月間にした意味がないと思います。更新期間をさらに1か月伸ばすか、案内通知を1か月前倒しで出すなどの改善が望ましいと思います。(通知が来ないと予約はできません)。

②なぜ写真を撮る?
御存じの通り、マイナカードには顔写真が載っています。一体化するなら、もう免許用の写真はいらないかと思うのですが、撮ります。カードの中に免許情報として写真データを入れるそうです。実際、マイナポータルで免許情報を見ると写真がありましたが、何故、そんなことをする必要があるのか理解できません。

③2枚持ちの方が早く帰れる。
新しい免許証を作る必要がないのだから、講習後はさっさと帰れるかと思ったら、免許証+ナイナカードの2枚持ちの人はさっさと帰って、一体化の人は、ワンストップサービス(住所変更がマイナカードのみやれば免許証にも連携される)利用の注意事項の承認などに時間を取られました。

③マイナカードの6ケタ以上のパスワード、覚えてますか?
マイナカードには4桁と6~16桁の2種類のパスワードを設定しましたね。4桁のパスワードは確定申告などで使用することが多いですが、6桁以上の方はあまり使用頻度は高くありません。前述のワンストップサービスの承認には6ケタ以上のパスワードが必要です。これを覚えてない人が多い。実際、私の前の人は、さんざん悩んだあげく、結局わからず、手続き完了できませんでした。また承認作業は一人ずつしかできないので、後ろの人はずっと待たなければならず、それも一体化の人の帰りが遅くなる原因となります。

④翌日まで続く一体化作業
このように時間をかけて一体化作業を進めた免許証でありますが、それでも全てが完了したわけでなく、翌日以降マイナポータルで、情報連携作業を自分でやらなければいけません。マイナポータルは、他の手続きの時もそうですが、何故か何度もログインしなければならず一筋縄ではいきません。

DXは本来効率化、簡素化ができるもののはずですが、日本のDXはシステムが中途半端で、使い方が複雑すぎてDXの効果を消し飛ばしている気がします。

以上、免許更新の際の参考にしてください。




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