9月に入りましたが、東京は昨日も今日も猛暑日。
昔から特別に暑い夏や特別に寒い冬があり、「今年の夏は暑いね」とか「今年の冬は寒いね」とか話題になったものです。でも今は「今年の夏は・・」ではななくなりそうです。異常気象が通常の気象になりそうな・・・
さて、この猛暑では散歩もしづらく、だからというわけではありませんが、今回は散歩日記ではありません。
2009年にトーマス・フリードマンが書いた「グリーン革命」という本が出ました。ベストセラーになったかどうかは忘れましたが、そこそこ話題になった本です。

今も我が家にあるので読み返してもようとも思うのですが、ちょっと時間がかかりそうです。で、うろ覚えではありますが、
―かなり実行には難しいいくつかの対策をすぐに講じなければならない。もし5年遅れた場合にはコストは大幅に増えるが食い止められる。10年遅れればもう食い止めることは不可能である―
というようなことが書いてあったと思います。
2009年以降、世界は対策をしていないわけではないですが内容は不十分であり、今年で16年経ってしまったわけで、もはや温暖化は食い止められないということになります。
もちろんフリードマンの予想が絶対当たっているかどうかはわかりませんが、今の世界の気候変動を目の当たりにすると、既に地球は壊れてしまったという印象を強く持ちます。
しかも、ここにきて世界のリーダーである国の大統領が、温暖化ガス排出の削減策に消極的どころか真っ向から反対しており、そのため、世界的にも温暖化対策への意気込みが後退しています。世界中で異常気象による惨劇が見せつけられているにも関わらずです。
長い地球の歴史を考えたとき、人類がいつまでも地球上に存続することはない可能性が高いですが、だとしてもそれは数千年とか数万年先のことという感覚でした。でももしかしたら数百年か、場合によっては数十年とかで、地球が人類が生きられる環境ではなくなることもあり得るような気がしてきます。気候変動のスピードを考えると世迷言でもないのでは?
グリーン革命が刊行される3年前、アメリカのゴア副大統領の「不都合な真実」という映画が公開されました。やはり温暖化の危機を訴えるものです。

↑楽天市場のサイトより(https://search.rakuten.co.jp/)
ゴア副大統領は、かつて大統領選に出馬し一旦勝利したのですが、子ブッシュの異議申し立てにより再集計した結果落選となりました。もしあの時ゴア氏がアメリカの大統領となっていたら、今の世界は違っていたのでしょうか?
前述の通り、世界が温暖化対策への手を緩める中で、粛々と対策を続けているのは中国のように見えます。技術的ににも既に高いものを持っており、このまま推移すればさらに向上することでしょう。今後温暖化がどのような推移を見せるにせよ、人類が存続していれば再び温暖化対策を徹底しなければならざるを得なくなるでしょう。その時、世界で力を持つのはどこの国になるのか。日本国民の私としては、それが強権国家ではあってほしくはありません。
昔から特別に暑い夏や特別に寒い冬があり、「今年の夏は暑いね」とか「今年の冬は寒いね」とか話題になったものです。でも今は「今年の夏は・・」ではななくなりそうです。異常気象が通常の気象になりそうな・・・
さて、この猛暑では散歩もしづらく、だからというわけではありませんが、今回は散歩日記ではありません。
2009年にトーマス・フリードマンが書いた「グリーン革命」という本が出ました。ベストセラーになったかどうかは忘れましたが、そこそこ話題になった本です。

今も我が家にあるので読み返してもようとも思うのですが、ちょっと時間がかかりそうです。で、うろ覚えではありますが、
―かなり実行には難しいいくつかの対策をすぐに講じなければならない。もし5年遅れた場合にはコストは大幅に増えるが食い止められる。10年遅れればもう食い止めることは不可能である―
というようなことが書いてあったと思います。
2009年以降、世界は対策をしていないわけではないですが内容は不十分であり、今年で16年経ってしまったわけで、もはや温暖化は食い止められないということになります。
もちろんフリードマンの予想が絶対当たっているかどうかはわかりませんが、今の世界の気候変動を目の当たりにすると、既に地球は壊れてしまったという印象を強く持ちます。
しかも、ここにきて世界のリーダーである国の大統領が、温暖化ガス排出の削減策に消極的どころか真っ向から反対しており、そのため、世界的にも温暖化対策への意気込みが後退しています。世界中で異常気象による惨劇が見せつけられているにも関わらずです。
長い地球の歴史を考えたとき、人類がいつまでも地球上に存続することはない可能性が高いですが、だとしてもそれは数千年とか数万年先のことという感覚でした。でももしかしたら数百年か、場合によっては数十年とかで、地球が人類が生きられる環境ではなくなることもあり得るような気がしてきます。気候変動のスピードを考えると世迷言でもないのでは?
グリーン革命が刊行される3年前、アメリカのゴア副大統領の「不都合な真実」という映画が公開されました。やはり温暖化の危機を訴えるものです。

↑楽天市場のサイトより(https://search.rakuten.co.jp/)
ゴア副大統領は、かつて大統領選に出馬し一旦勝利したのですが、子ブッシュの異議申し立てにより再集計した結果落選となりました。もしあの時ゴア氏がアメリカの大統領となっていたら、今の世界は違っていたのでしょうか?
前述の通り、世界が温暖化対策への手を緩める中で、粛々と対策を続けているのは中国のように見えます。技術的ににも既に高いものを持っており、このまま推移すればさらに向上することでしょう。今後温暖化がどのような推移を見せるにせよ、人類が存続していれば再び温暖化対策を徹底しなければならざるを得なくなるでしょう。その時、世界で力を持つのはどこの国になるのか。日本国民の私としては、それが強権国家ではあってほしくはありません。
