あちこち散歩 写真日記

毎日写真を撮りながら散歩してます。ご近所の散歩に加え、遠出した時の写真日記もたまにあります。風景写真や花(どちらかというと園芸植物でなく野草)の写真が中心です。

タグ:河川敷

本日の世田谷は、久しぶりに最高気温が35℃を下回り、普通の真夏日となりました。そんな中、二子玉川公園から河川敷のグランド辺りを散歩しました。二子玉川公園の帰真園には木陰があったりしますが、一歩河川敷に下りると、建物もなく、日差しを遮るものが一切ない炎天下となりますので、猛暑日には歩く気がしません。今日は久々のチャンス。
帰真園は、所々に木陰があるだけでなく、人工的に水が流れていますので、その点でも涼し気です。(今日はコンパクトカメラでの撮影です)
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この時季、花は皆無でした。その代わりザクロが実を付けていました。
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川辺に下りてましょう。
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ここにはアレチハナガサが咲き始めていました。
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こっちにはシジミチョウガとまっています。
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この川沿いの遊歩道の堤防の向こうには、立派な松の木が並んでいるところがあります。
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堤防を越えて近くに行ってみると、民家の庭に植えられているものとわかります。
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ご覧の通り、完全に私有地の中に生えていて邪魔だと思うのですが、どの家もそのまま残しています。保存のため伐採が禁止されたりしているのでしょうか?
私は新参者で、地域の歴史には詳しくないのですが、この辺りは昔渡し舟(二子の渡し)の乗り場だったようです。
6/19のブログで、三軒茶屋の大山街道について書きましたが、それがここにつながっているわけです。ここが渡し舟の乗り場となれば当然周辺はちょっとした歓楽街になるわけで、料亭などで賑わっていたらしいく、またたくさんの黒松が植えられなかなか風情のある景観だったようです。
しかし、その後の開発や堤防工事などで、その黒松もどんどん減っていったようで、最後の名残がこれらの松なんだと思います。

さて、多摩川の堤防工事についてはこのブログでも何回か触れてきましたが、最後に完成した堤防がここ。
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この斜面、昨年の秋か冬に芝生が張られました。今年の春ぐらいは青々と育つかと思いきや、全く育たなかったみたいで雑草だけが元気で育っています。
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この写真の茶色の部分は土でなく一応芝生です。
芝生を植えても手入れはしないのでいずれ雑草に凌駕されることは予想されていました。何故かというと、先ほどの松を見た辺りの土手は、ここより何年も前に造られ芝生が植えられたのですが、今は雑草に覆われているからです。

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立入禁止の札が掛けられていますが、一昨年ぐらいまでは「芝生養生中のため」と書かれてていましたが、今はもう芝生のことは諦めたようです。
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さて、河川敷のグランドは閑散としています。休日は野球やサッカーに興じる子供や大人たちでいっぱいですが、誰もいないグランドはセキレイたちの良い遊び場です。
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一方、この近くに生えている雑草は、猛暑のためか、かなりへばって枯れています。
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イネ科の植物だと思いますが、雑草でこんなでは、稲はやばいですね。

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昨日の多摩川散歩です。
先日(5/4のブログ)、多摩川土手で見つけて、何だかわからなかったこの植物。
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昨日は別の場所でまた見つけました。形状が変化していました。
IMG_7481ノビル
まだ、開花したわけではなさそうですが、どうやらノビルという植物のではないかと思われます。引き続き開花を待ちます。
これがあったのは、二子玉川から二子玉川公園の間の遊歩道。そこにはナヨクサフジも咲いています。
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同じく5/4のブログにもナヨクサフジを載せましたが、そこのナヨクサフジは群生とまでは行きませんでした。ここではかなり広範囲に群生していました。
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川では、カワウが群れていました。
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二子玉川駅の下をくぐると新しくできた堤防です。(参照☞5/3ブログ)その土手には芝生が張られていますが、その芝生がまだ緑にならないうちにナヨクサフジが育っています。
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せっかくの芝生ですが、手入れをしなければやがて雑草に覆われてしまうのでしょう。実際、二子玉川公園の方の土手はそうなっています。

こちらは堤防から見た兵庫島。
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手前が野川、向こうに細く見えるのが多摩川です。大雨が降ると、野川と多摩川は一体となり、兵庫島は浮島のようになります。
さらに上流、小さく見えている国道246バイパスの新二子橋の向こうが野球やサッカーなどのグランドになっています。休日はにぎやかですが、平日はひっそりしています。
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ここでは、ツツジがナヨクサフジに侵食されています。
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ナヨクサフジの勢力のすさまじさを感じます。
さらに、こちらのツツジからはノイバラが・・・
IMG_7499ノイバラ

植栽はしても、なかなか手入れが行き届かないのが現状です。

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多摩川にはスーパー堤防が築かれていますが、二子玉川駅近くの一部分だけ堤防がありませんでした。「多摩川の景観を守る会」(名称は私の記憶によるもので正確ではないかも)が、景観悪化を理由に反対し、工事ができなかったそうです。それが2019年の台風19号でそこから越水し、近隣に被害をもたらしました。さすがに、もう反対はできなかったのでしょう、その後5年以上にわたって工事が進められ、同時に周辺の緑地も整備されて、この度(1週間ぐらい前でしょうか)遊歩道が開通しました(一部を除く)。
まずは、整備された緑地を、堤防から離れた方から見ていきます。(最下にある地図もご参照ください)
この遊歩道が緑地に新しくで造られたものです。
(写真①)

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道の右側もずっと立ち入り禁止でしたが、そこは特に何もしていないようです。
左側には植込みが造られていますが、植木は少ないですね。ちょっと寂しいです。これから増やすのでしょうか?
後ろを振り向くと・・・
(写真②)

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右カーブの先には橋があり、野川を渡ります。渡ったところが野川の北東側の堤防です。後で行きます。
舗装道路はいいですが、やはり手前は土が剥き出しで少し殺伐とした感じがします。

(写真①)の前方に見える新二子橋の下まで歩いて行きました。
(写真③)

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右手に見える森が兵庫島です。南北朝時代、上流で戦があり、新田義興の家臣、由良兵庫助の死体がこの島に流れ着いたとの言い伝えから付けられた名前です。
ここはずっと舗装道路でも造りそうな工事をしていたのですが、完成したらこの様子。素人からするとただの空き地で、これをつくるためにしてはずいぶん大掛かりな工事に見えました。
ちなみに写真では見づらいですが、一応この右側には昔からある細い舗道があり、普段はそこを歩くことになるでしょう。
さらに駅方面に進みます。新しい堤防が見えてきました。
(写真④)

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向こうに小さく橋を渡る人が見えます。あの橋も新しくできたものです。あの橋を渡ったところに堤防を昇る階段があります。それは少し前から使えるようになっていました。写真手前にも階段がありますが、これはこの度新たに開通したものです。
上にあるのが二子玉川駅です。橋を渡って駅の向こう側を望んだ写真です。
(写真⑤)
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この道の先に二子玉川公園があります。今回は行きません。
先ほどの奥の階段で堤防の上に上がります。少し前までは、階段を上がったらそのまま向こうに下りるだけでしたが、(写真④)の手前の階段までのスペースだけ新たに開放されました。
ただ、それより上流側(駅の反対方向)の遊歩道は今も通れません。
(写真⑥)
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道はできているのですが、植栽養生のためという理由だそうです。
では、ここからどこまでが通行止めかというと、先ほどの(写真②)の先にある橋を渡ったところまでです。ここです。
(写真⑦)
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(写真②)の先にある橋というのはあれです↓。渡ってみましょう。
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橋の上では、この橋の名前を決めようということで、投票をしていました。
(写真⑧-1)
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5つの候補から選びます。私は「二子玉川富士見橋」に1票を投じました。
橋を渡りきった所です。上から(写真②)の撮影地点の方を見下した写真となります。
(写真⑨)
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反対側は、というと・・・
(写真⑩)
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一旦河川敷まで下りて、再び堤防に上がる道へと続きます。
ただし、その堤防は、先ほどの北東側の堤防でなく、南西側の堤防となります。実はここまでは野川と多摩川の堤防は共通で、この先からそれぞれの堤防に分かれるのです。
今回は、この道は下らず、橋を戻って北東側の堤防を進みます。
橋の上より(写真⑧-2)
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北東の堤防の遊歩道です。
(写真⑪)
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ここは、陸上競技場のような全天候型の舗装が施されていますが、新しい道ではなくかなり昔からあった道です。これを進むと・・・
多摩川堤防と野川堤防の分岐ポイントです。左側に先ほどの河川敷から上がってくる道があります(草で隠れています)。
(写真⑫)
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水平方向に通っているのが野川堤防、向こうに向かって垂直方向に行っているのが多摩川堤防です。
最後にご注意です。
多摩川の堤防の上は、サイクリングロードとなっていますが、途中、河川敷グランドの駐車場の出入り口で中断されます。自転車で堤防からの上り下りするのはかなり危険かと思いますので、サイクリングをしたい方は、駐車場の先から堤防に上がることをお勧めします。
(写真⑬)
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参考地図。
スクリーンショット 2025-05-02 130547
は撮影範囲。数字の位置は撮影ポイント


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